会長挨拶
第125回日本消化器病学会九州支部例会
会長黒松 亮子
(久留米大学医学部 内科学講座 消化器内科部門 教授
久留米大学病院 超音波診断センター)
この度、第125回日本消化器病学会九州支部例会を開催させていただくこととなりました久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門の黒松でございます。歴史と伝統のある本会の会長を拝命し、大変光栄に存じております。2025年5月16日(金)、17日(土)に、久留米シティプラザで開催いたしますのでよろしくお願い申し上げます。
さて、今回の学術集会のテーマは、「次世代のプロフェッショナルたちへ~Tradition & Innovation~」としました。消化器科は循環器科や呼吸器科に比べ取り扱う臓器が多い特徴があります。消化器科のプロフェッショナルとなるためには、知識の習得とともに、種々の診断/治療の手技の習得が不可欠です。そこで、ハンズオンを企画するとともに、症例検討をおこなうこととしました。若い先生方には、ぜひ、臨床に生かせる知識や技術を身につける場として利用していただきたいと願っております。
久留米で本会を開催するのは、2011年以来14年ぶりとなります。学会場では熱い討論を、懇親会では焼き鳥やラーメン等B級グルメを用意し、みなさまの交流を楽しんでいただくよう計画しております。多くの先生方の参加をお待ちしております。
第119回日本消化器内視鏡学会九州支部例会
会長竹田津 英稔
(久留米大学医学部 内科学講座 消化器内科部門
久留米大学病院 消化器病センター 教授)
この度、第119回日本消化器内視鏡学会九州支部例会の会長を拝命いたしました、久留米大学内科学講座消化器内科部門の竹田津英稔と申します。前任の久留米大学消化器病センターの岡部義信教授のご逝去に伴い、大会会長を務めさせていただくこととなりました。岡部先生の多大なご貢献に敬意を表し、その志を引き継いで参る所存でございます。また、このような貴重な機会を与えていただきました八尾建史支部長をはじめ、幹事・評議員の諸先生方に厚く御礼申し上げます。
今回の学会では「次世代のプロフェッショナルたちへ:Traditional & Innovation」というテーマを掲げ、これまで積み重ねてきた専門的な知識や技術を次世代に伝えることを目指しています。岡部先生は常にプロフェッショナル・専門家としての意識を持ち、私たちに対して熱心にご指導くださいました。若い先生方には、この学会を通じて、岡部先生が大切にしていた「プロフェッショナル」としての意識を身につけると共に、新たな知識や技術を習得し、更にそれを発展させる機会としていただきたいと願っております。
また、主題として、伝統的な技術と最新のイノベーションを融合させたプログラムを用意しております。消化器内視鏡の基礎から最新の研究成果まで、多岐にわたる講演やハンズオンを通じて、参加者の皆様にとって有益な情報を提供できるよう努めてまいります。特に若手医師の皆様には、積極的に参加し、質問やディスカッションを通じて、実践的な知識を深めていただければと思います。
令和7年5月16日(金)、17日(土)の2日間にわたり、久留米市の久留米シティプラザで開催させていただきます。久留米は美味しい食べ物と豊かな歴史が自慢の街です。豚骨ラーメン発祥の地であり、濃厚なとんこつスープで多くの人々を魅了しています。また、餃子や焼き鳥の名店も揃っており、きっと満足いただけると思います。文化や自然も豊かで、石橋文化センターや久留米市美術館や久留米城址公園などの観光スポットも多彩です。ぜひ、久留米の街をご堪能ください。
最後に、多くの皆様のご参加をお待ち申し上げると共に、皆様と共に素晴らしい学会を作り上げていけることを楽しみにしております。よろしくお願い申し上げます。